ファミコンことファミリーコンピューターは発売してから40年が経とうとしています。(発売日1983年7月15日)。最近人気の高いレトロゲームの代表と言えばファミコンです。
もう40年前ということに驚きです。
そんなファミコンですがソフトのライセンス品は全1,053タイトルだそうです。
ファミコンソフトは日本のみならず海外にもコレクターが存在し現在進行系で価格が上がっているソフトもあります。
この記事では価格が高く売れるファミコンソフト11選を紹介します。
基本的には一般流通のソフトのみの紹介となっております。
目次
なぜファミコンの価格が上がっている?
ファミコンの価格が上がっている理由はいくつか考えられます。
- コレクターが増えた
- YoutubeやSNSによる影響
- 復刻されない
などが挙げられます。
コレクターは日本だけにとどまらず、海外にもファミコンが人気です。
また、YoutubeやSNSなどで懐かしのソフトやプレミアソフトを紹介している人も増え興味を持つ方が増えたこともあるでしょう。
数年前からファミコンソフトの値上がりはありましたが、ここ最近でも上がり続けている傾向です。
次から高く売れるファミコンソフトを11点紹介していきます。
バトルフォーミュラ
発売日 | 1991年9月27日 |
発売当時の定価 | 6,820円 |
メーカー | サンソフト(サン電子) |
ゲームジャンル | 縦スクロールシューティング |
バトルフォーミュラはサン電子から発売されています。
1991年ですとスーパーファミコンも出ておりファミコンソフト末期に近いソフトで生産数もすくないものとなっています。
生産数が少ないだけでは必ずしもプレミアが付くわけではなく、もう一つの理由にゲーム性のクオリティの高さも評価されています。
他にもサンソフトはBGMも非常によくできています。そういった部分もプレミアにつながっています。
バトルフォーミュラはカセットのみでも高くカセットのみの買取で1~2万前後くらい、箱付き完品なら4~9万前後ぐらいではないでしょうか。
他のソフトにも言えることですがなぜこんなにも幅があるのかというと、ちょっとした状態や付属品の有無で値段は変わってしまいます。
初代プレイステーションの「PS メモリアル シリーズ サンソフト VOL.6 」というソフトにバトルフォーミュラが収録されていますが、後述する「ギミック」も含まれておりこのソフトも値段が上がっています。
ギミック!(Gimmick!)
発売日 | 1992年1月31日 |
発売当時の定価 | 6,820円 |
メーカー | サンソフト(サン電子) |
ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
ギミック!(Gimmick!)もバトルフォーミュラと同じくサンソフトのゲームです。
発売が1992年とこちらもファミコン末期に発売されたソフトとなっております。
ゲームセンターCXでも取り上げられ難易度が高いがゲームとしても良くできており、真のエンディングの達成感や拡張音源Sunsoft5Bが使われており後期サンソフトのBGMの良さなども相まってプレミアがついております。
箱無しソフトで15000~30000前後くらいの買取で完品ソフトで60000~100000円前後の買取になるのではないでしょうか。
高橋名人の冒険島IV
発売日 | 1994年6月24日 |
発売当時の定価 | 6,380円 |
メーカー | ハドソン |
ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
高橋名人の冒険島IVはファミコンで最後に発売されたソフトです。
発売日も1994年でスーパーファミコンも成熟した時期でさらに発売日の半年後にはプレイステーションが発売されます。
これは純粋に流通量が少ないのでプレミアがついているソフトです。
コレクターなら持って置きたいソフトの1つですね。
買取価格は完品で2~4万円前後での買取になると思わます。
カセットのみでも数千円から1万円前後での買取になるでしょう。
スノーブラザーズ
発売日 | 1991年12月6日 |
発売当時の定価 | 7,150円 |
メーカー | 東亜プラン |
ゲームジャンル | 固定画面アクション |
東亜プランから発売されたファミコンソフト「スノーブラザーズ」
シューティングゲームばかり作っていたスノーブラザーズはアクションゲームとなっております。
プレミアがついており、非常に高く箱の状態もよくハガキや説明書もあり状態がよければ買取が10万超える場合もあるソフトです。
同作のメガドライブ版のソフトもプレミア価格となっています。
ロックマン
発売日 | 1987年12月17日 |
発売当時の定価 | 5,830円 |
メーカー | カプコン |
ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
今回紹介するなかで一番有名なのがロックマンです。
え?これがプレミア付いてるのと思ってしまう方もいらっしゃいますが少しお待ち下さい。
ロックマンは「箱・説明書が美品」であることが前提でプレミア価格となっています。
これまで紹介してきたタイトルはファミコンソフトのみでもそれなりの値段はつくものですが、ロックマンに関してはソフトのみですとプレミア価格にはなりません。
ロックマンの説明書はページをめくるタイプではなくて1枚で折りたたんでいるタイプのものです。
子供のときにキレイにとってあるものが少ないので説明書の状態がいいものがプレミア価格になるということです。
もし、キレイにとってある方は査定してみるのもいいでしょう。
ロックマンについては買取価格は箱・カセット・説明書などすべての状態を見ての判断になるので一概には言えないです。
相場は、新品に近い状態であれば10万を超えてくるのではないでしょうか。
バイオミラクル ぼくってウパ
発売日 | 1993年2月26日 |
発売当時の定価 | 4,290円 |
メーカー | コナミ |
ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
コナミから1988年にディスクシステムで発売したのをファミコンカセットに移植したものです。
1993年とファミコン末期に発売され移植版ということもあり出荷数も多くないのでプレミア価格がついております。
こちらはプレミアソフトなので偽物も出回っているので、購入する際は値段が安すぎる場合などは偽物の可能性が高いので注意しましょう。
買取は状態が良ければ3~7万円前後での買取になるかと思われます。
カセットのみでも1万円前後くらいの買取になるのではないでしょうか。
地底戦空バゾルダー
発売日 | 1991年11月15日 |
発売当時の定価 | 6,930円 |
メーカー | ソフエル |
ゲームジャンル | アクションシューティング |
地底戦空バゾルダーはゲームセンターCXでも取り上げられ今ではプレミア価格のソフトとなっております。
ゲームは横スクロールシューティングと横スクロールアクションゲームを交互にプレイしボス戦は3Dシューティングといった少し変わったゲームです。
こちらもプレミア品で偽物ソフトも出回っております。
買取は完品で2万〜3万前後ですが、2022年9月時点ではもう少し相場上がってるとも思われます。
カセットのみでも数千円〜1万円くらいの買取価格はつくでしょう。
悪魔城 ドラキュラ
発売日 | 1993年2月5日 |
発売当時の定価 | 4,290円 |
メーカー | コナミ |
ゲームジャンル | アクション |
悪魔城ドラキュラシリーズも最近まで続いている人気シリーズです。
バイオミラクル ぼくってウパと同じくディスクシステムからの移植版です。発売も1993年でスーパーファミコン全盛期のころにファミコンで発売されています。
こちらも出荷数もあまり多くなくプレミア価格がついております。
悪魔城ドラキュラシリーズはファミコンに限らずスーパーファミコンやセガサターン、ゲームボーイアドバンスのソフトなどいずれもプレミア価格がついているものが多いです。
完品であれば2~4万円前後での買取になるソフトです。
カセットのみでも6000円~15000円前後での買取になるのではないでしょうか。
ファミコンに限らず悪魔城ドラキュラシリーズのソフトは高いものが多いので遊んでいないなら売ってみるのもありなのでは。
メタルスレイダーグローリー
発売日 | 1991年8月30日 |
発売当時の定価 | 9,790円 |
メーカー | HAL研究所 |
ゲームジャンル | アドベンチャー |
メタルスレイダーグローリーはアドベンチャーのゲームでファミコンでは最上級のグラフィックや細かい演出にこったゲームソフトです。
ゲームの容量もファミコンの最大1M(8Mb)を使用しております。
ちなみにドラゴンクエスト1が64KBなので、
1M = 1024KB ÷ 64KB = 16
ドラゴンクエスト1の16倍の容量ということになります。
スーパーファミコンでもSFメモリカセットでディレクターズカット版が発売されています。
買取は完品で15000円〜25000円前後くらいが多いです。
ソフトのみでも数千円~1万円前後になるでしょう。
まじかるキッズ どろぴ~
発売日 | 1990年12月14日 |
発売当時の定価 | 6,600円 |
メーカー | ビック東海 |
ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
ロックマンにゲームシステムが似ていると定評のあるまじかるキッズ どろぴ~もプレミア価格のソフトです。
操作性があまりよくなく本家よりも難易度は高いそうです。
2,022年8月にはRTA in Japanでもまじかるキッズ どろぴ~を24分以内にクリアする方もいらっしゃいます。
完品であれば20000〜30000円前後での買取になるのではないでしょうか。
カセットのみでも10000円前後での買取になると思われます。
スノーブラザース
発売日 | 1991年12月6日 |
発売当時の定価 | 7,150円 |
メーカー | 東亜プラン |
ゲームジャンル | 固定画面アクション |
ファミコンのプレミアソフトの中でもトップクラスのプレミアとなるスノーブラザースも紹介します。
東亜プランから発売され、はじめは1990年にアーケードゲームとしてリリースされその後1991年にファミコンソフトとして発売されています。
東亜プランソフトは軒並みプレミア価格となっています。
スノーブラザースは箱ありで中古・美品、ハガキなども揃っていれば相場で15万円前後となり、ほぼ新品に近い状態であれば30万円ほどにもなるソフトです。
スノーブラザースはメガドライブ版も発売されていますがこちらもプレミア価格となっています。最近の中古市場であまり見かけていないですがこちらも中古美品で10万以上はするソフトとなっています。
番外編 データック バトルラッシュ Build Up Robot Tournament
発売日 | 1993年11月13日 |
発売当時の定価 | 3,080円 |
メーカー | ビーアイ |
ゲームジャンル | ロボットアクション |
データックとはバンダイから発売されたファミコン用の周辺機器です。
データック対応のゲームソフトは7本しか発売されておりません。
このバトルラッシュもプレミアがついているソフトとなります。カセットや説明書、箱の状態もよくカードも未使用で状態がよければ100万を超えることもあります。
こちらはレアすぎて箱や説明書だけでも10万以上するといったこともあるほどです。
ファミコンカセットを売るときの注意点
ファミコンソフトは状態や付属品の有無によって価格が変わります。
説明書、ハガキなどが別になっている場合は箱にまとめておきましょう。
少量で売るよりもまとめて売った方が高くなる場合があります。
なぜなら買取店は少量だろうが大量だろうが買取の手間は変わりません。
少しよりもたくさん売ってもらった方がありがたいのです。そのため買取価格も高くなる場合が多いです。
ファミコンソフトを売るならまとめて売ってしまいましょう。
ファミコンソフトを売るには
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高く売れるファミコンソフトのまとめ
この記事では高く売れるファミコンソフトについて説明してきました。
今回紹介したソフト以外にもプレミア価値がついているソフトもたくさんあります。
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もし、コレクションの整理やご自宅に眠っているファミコンソフトなどがあればトイズキングにおまかせください。
今回紹介した金額はあくまで目安です。買取店によって異なります。
上記金額はあくまで目安です。買取店によって異なります。